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蓄熱燃焼と熱回収で持続的成長を実現

蓄熱燃焼と熱回収で持続的成長を実現

カーボンファイバー排ガス焼却プロジェクト

江蘇ルイディンは、常州の新材料メーカーにおけるカーボンファイバー排ガス焼却プロジェクトの施工請負企業として、 異なる性状の排ガスに対応するため、蓄熱式焼却(RTO)と直焚式焼却を組み合わせた処理プロセスを採用しました。 本プロジェクトは、3つの作業棟と6本のカーボンファイバー生産ラインに対応し、合計12基の焼却炉で構成されています。 対象となる排ガスは、処理難易度が高く、排出基準が厳しいうえ、副生成物が複雑で、粉じん含有量も多いという、 極めて厳しい条件を特徴としています。

広東マレイン酸無水物排ガス処理プロジェクト

広東省の本プロジェクトにおいて、江蘇ルイディンは、年産15万トンのマレイン酸無水物排ガスと少量の廃液を処理するために、 RTO+TOを組み合わせた処理プロセスを採用しました。
本システムは、43万Nm³/hの通常排ガス、500kg/hの廃液、2,000kg/hの廃水、そして少量のバイオガスを同時に処理できるよう設計されています。
さらに、主装置からの9.45 MPaG・274,600 kg/hの飽和蒸気を過熱し、535°Cの過熱蒸気として再利用することで、 主装置タービン向けに1時間あたり10トンの過熱蒸気を副産物として提供し、余剰熱は脱塩水の加熱に活用されます。
このソリューションは環境汚染を解決するだけでなく、年間約1.35億元の経済効果を企業にもたらすと推定されています。

中国の「ダブルカーボン」戦略およびエネルギー構造転換の流れに呼応し、江蘇ルイディンは統合型多室蓄熱式焼却システムを開発・製造してきました。 その優れた性能と品質により、これらのシステムは市場で高い評価と信頼を獲得しています。 今後も江蘇ルイディンは、自社の技術的優位性とお客様志向の姿勢を生かして市場をリードし続けるとともに、 「高品質による生存、継続的なイノベーションによる発展、献身と誠実さによる信頼ブランドの構築」 という経営理念を堅持していきます。製品性能を継続的に最適化することで、よりグリーンで健やかな未来の実現に長期的に貢献してまいります。

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よりクリーンな環境と持続可能な未来を創造していきます。

住所:江蘇省宜興市新荘工業区