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新エネルギー有限公司による年産3万5,000トン固体・液体・気体対応ロータリーキルンプロジェクトの概要
- 12月 5, 2025
受入時期 | in progress |
所在地 | Ningxia Yinchuan |
ソリューション | Rotary kiln |
汚染源 | Hazard waste |
処理能力 | 35000t/a |
本ロータリーキルンシステムは、年間35,000トンの危険な固体・液体・気体廃棄物を処理する能力を有しており、新エネルギー企業の生産プロセスで発生する有機系廃液、有機系固形廃棄物、および有機系排ガスを主な処理対象としています。
焼却システムは、ロータリーキルンと二次燃焼室を組み合わせた構成を採用しており、危険廃棄物は焼却炉内で高温酸化され、完全分解されます。生成した燃焼排ガスは、SNCR脱硝、排ガス急冷、乾式脱硫、バッグフィルター、SCR脱硝、アルカリ洗浄などから成る排ガス処理システムに導入され、浄化された後に排出されます。これにより、国家生態環境部の「危険廃棄物焼却汚染防止基準」(GB18484-2020)の要求を満足します。
酸化反応および排ガス冷却過程で発生する熱エネルギーは、廃熱回収システムによって回収・利用されます。最終的に、本システムは企業内部から発生する廃棄物の「減量化・無害化・資源化」の目標達成を目的として設計されており、焼却設備は1日24時間連続運転が可能で、年間運転時間は7,200時間を前提としています。