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プロジェクト最新情報|江蘇ルイディン、多数のRTO・触媒燃焼装置・廃液炉を設置・納入

ルイディン、複数のRTOおよび各種炉を設置・納入

5月30日、山東省淄博市の化学工業パークで建設された年産30万トンのプロピレンオキシド生産ラインが、一発目の試運転で見事に立ち上がりました。当社は「三廃」焼却向けの環境保護システムを提供しており、その中核設備である高塩分廃水焼却装置も同様に一回目の試運転で成功しました。

本プロジェクトは、「廃棄物で廃棄物を処理する」コンセプトに基づく焼却システムであり、主に年産30万トンのプロピレンオキシドおよびアクリレート装置から発生する高塩分を含む混合工業廃水を処理するために設計されています。特にPO装置からの廃水は組成が複雑で、塩分濃度は60~70%に達します。
当社の高塩分廃水焼却ユニットは、当社にとって大きなブレイクスルーとなる設備です。燃焼炉本体には先進的な燃焼技術と耐スラグ設計コンセプトを採用し、装置構造を簡素化するとともに、耐火材の耐塩腐食性を大幅に向上させ、長期安定運転を実現しています。
高塩分廃水、排ガス、および重質成分は炉内で完全燃焼され、回収された熱エネルギーにより、4.2 MPaG、435±20℃の過熱蒸気が生成されます。塩分は連続かつ安定的に排出され、排ガスは熱回収およびバグフィルター処理後、排出基準に完全に適合した状態で煙突から放出されます。

Ruiding environmental

年産30万トンプロピレンオキシド計画用廃棄物焼却施設

江蘇ルイディンは、中国の「カーボンピーク・カーボンニュートラル」戦略に積極的に呼応し、
「高品質による生存、継続的なイノベーションによる発展、専門性と誠実さによるブランド構築」という経営理念を一貫して堅持しています。